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東急 海外衣料品の卸売サイト、韓国ファッションで始動

2023年11月 2日 12:00

 東急は10月25日、日本のバイヤーが海外ファッションブランドのアパレルやバッグ、シューズなどをオンライン上で仕入れることができるBtoBの卸売りプラットフォーム「makepre(マケプレ)」をスタートした。まずは韓国で注目を集める約30のファッションブランドを取り扱うのに合わせてオフラインの展示会を開催し、バイヤーが商品を確かめられる場も設けた。来年6月をメドに事業の成長性などを検証した後、韓国以外のブランドにも取り扱いの幅を広げたい意向だ。
 
 「マケプレ」は、「SHIBUYA109」のテナントリーシングで数多くの韓国ブランド誘致の実績を持つメンバーが中心となって企画し、東急の「社内起業家育成制度」で選出されたプロジェクトだ。

 実店舗やEC事業者が海外のファッションブランドを取り扱いたいと思っても、これまでは展示会を回ったり、仲介役に頼んだりといったアナログな方法が主流で、ブランドの誘致には時間と手間、コストがかかることから、もっと簡単に海外ブランドとの取り引きができないかを考えたことが卸売りプラットフォ―ム誕生のきっかけという。

 「マケプレ」では、日本のバイヤーが海外ファッションブランドの商品を簡単に仕入れられるシステムを提供。日本未上陸をはじめとする新進気鋭の海外ブランドをセレクトし、「マケプレ」上で発注から納品までを完結する。商品の輸入申告や関税審査などの煩雑な手続きは同社が代行。物流面は佐川グループと連携する。

 「マケプレ」を利用するバイヤーについては、百貨店やセレクトショップといったリアル店舗を構える企業を軸に、既存の取引先テナントの利用も想定しているほか、ブランディングがしっかりしたEC事業者も対象となる。

 同社では定期的にバイヤー向けの商品展示会を実施することで競合サービスとの差別化を図る。

 東急は卸売りが成立した際に出店ブランドから売り上げに応じた手数料を徴収する。










 取り扱いブランドの第1弾は、「マケプレ」のメンバーが得意な韓国ファッションに照準。「ソウルファッションウィーク」に登場するザイナーズブランドなどもセレクトした。

 また、ソウルに百貨店を構える新世界百貨店がブランドの出店サポートを、韓国の貿易投資振興機関のKOTRAが貿易輸出支援を担い、韓国ブランドが安心して商品を出品できる体制を整備しているという。

 卸売りサイトについてはブランドの世界観を重視したサイトデザインを採用(画像(上))。出店ブランドのコンセプトや商品情報、発送状況などを確認できるようにする。

 卸売りサイトのささげ業務は、スタート時は「マケプレ」内で対応しているが、ゆくゆくは出店ブランド側に委ねる考えのようだ。

 卸売りサイトの稼働に合わせて、10月25日~26日には出店ブランドの商品を見ることができる展示会を東京・渋谷で開催。レディースブランドの「ヘヨンキム」やユニセックスブランドの「アナザーエー」、メンズブランドの「ブラックビースト」、シューズブランドの「ディアニス」、バッグブランドの「アリスマシャ」など約30ブランドが勢ぞろいした(画像(下))。
 
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