市場飽和で早期に囲い込み、MDの差別化も不可欠に

2026年09月02日 13:22

2026年09月02日 13:22

おせち商戦始まる


 通販実施企業のおせち商戦が早くもスタートした。おせちのマーケット自体はほぼ横ばいで推移する中、既存顧客を早期に囲い込む狙いもあってECチャネルでの予約開始時期が早まっている。一方、新たな客層の開拓に向けてはキャラクターおせちやスイーツおせちを開発したり、SNSでの発信を強化したりするなど、MD面での差別化と消費者への接点強化は不可欠。通販おせちのトレンドや有力企業の戦略などを見ていく。

〈通販新聞9月10日付 第2053号(2026年9月3日発行)1面〉


百貨店各社は品ぞろえ充実

0903133245_6a98f86d13ac0.jpg 大丸松坂屋百貨店は、10月1日から大丸・松坂屋各店で注文を受け付けるのに先駆けて、「大丸松坂屋オンラインストア」では9月17日から受注を開始する。関西エリアは前年から26点増の498点を、首都圏では同19点増となる403点を取り扱い、オンラインストアでは店頭以上の品ぞろえで臨む。

 今年のおせち商戦では、販売チャネルの拡大、全国配送おせち(冷凍おせち)および鍋・迎春料理などを加えた「おせち+1」商材の拡大、オリジナルおせちの強化を図る方針で、売上高は前年比3%増を目標とする。

 販売チャネルの拡大については、ユーチューブやインスタグラムなどで人気の料理家やワインソムリエとコラボすることでSNS経由のユーザー獲得を図るほか、TBSの人気ドラマ「VIVANT」とのコラボおせちを展開して同番組のファン層を開拓するのに加え、ふるさと納税も強化する。

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