メイダイがシリーズ商品を強化へ、単品ではなく面で提案

2026年10月21日 14:57

2026年10月21日 14:57

 生活雑貨メーカーのメイダイは、足まわりや防災関連商品のブランディングを強化するほか、オフラインを含めた売り場の開拓を進め、次の成長につなげる。


1022135409_6ad996f1b3a0c.jpg 同社は美容、健康、日用品など幅広い分野で消費者の暮らしを快適にするアイデア商品を企画・開発し、自社で工場は持たないファブレスメーカーだ。さまざまな年代で構成された企画部員のアイデアを形にすることが多く、年間約50アイテムを開発し、カタログ通販や生協への卸を軸に、ECモールやバラエティショップを通じた販売も行っている。

 最近はカチューシャやブローチ、健康要素のあるイヤリングなど服飾雑貨の売れ行きがいい。例えば、胸元の開きをさりげなくカバーしてくれるクリップタイプのブローチ「華咲くブローチクリップ」がヒットしている。滑り止め付きで服を傷めにくく、季節を問わずに使える華やかなブローチデザインで、ショールやマフラー留めとしても活躍する。

 数年前からはブランディングを強化中で、単品商材だけではなく、シリーズ商品を展開することで認知を高める。以前と比べ通販会社のバイヤーや制作部隊の人員が減少傾向にある中、「売れる誌面を作るために、当社から1ページ企画などを持ち込むことが増えていて、シリーズ展開しているブランドを持つ強みを活かせる」(大黒康知社長=写真)という。

 主軸のブランドとしては〝すべての健康は足もとから〟をコンセプトに専門家監修の健康に特化したスニーカーやサンダル、インソールなどを扱う「Lafoot(ラフット)」を展開。6月中旬に発売した「Lafootらくふわスニーカー」は、やわらかな履き心地と脚にやさしい設計で、毎日の散歩や買い物、旅行などさまざまなシーンで快適な歩行をサポート。ジェイオーディの通販カタログの裏表紙を飾って売り上げに貢献した。

1022135420_6ad996fc5f61d.jpg 日常と防災をつなげるブランド「防災ニモナル」では、多機能シュラフやセンサーライト、ぬいぐるみポーチ型防犯ブザーなどを展開している。8月に発売した防犯ブザーの「ぬいぐるブザー」は、防犯ブザーを持っていても持ち歩かないという課題に着目した。バッグチャームになるポーチに約90dBの防犯ブザーを内蔵。〝かわいいから持ち歩きたくなる〟という新発想の防犯アイテムだ。

 今後の成長にはオフラインなど新しい売り場の開拓が不可欠。店頭ではパッケージが重要になるため、「勉強と工夫が必要」(大黒社長)とする。

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