イーシーキューブがリユースなどのEC構築強化、外部のエキスパートと連携へ

2026年09月30日 17:26

2026年09月30日 17:26

 イルグルムグループでオープンソース型ECプラットフォームを提供するイーシーキューブは、AI時代に競争優位性を生み出すことができるEC構築サービスに力を注ぐ。


 一環として、今年6月には業界実務に精通した外部エキスパートと連携し、導入先の業界特有の業務フローや商習慣、実運用を踏まえたEC・DXの構想から、システム設計、実装方針の具体化までを支援する「イーシーキューブ・インダストリーエキスパート」の提供を始めた。

 新サービスの第一弾として、D2CをはじめとするEC設計に知見を持つ西守穣氏との連携をスタート。今後も対象領域や顧客課題に応じて業界実務に精通した外部エキスパートとの連携を拡大する予定だ。

 「イーシーキューブ・インダストリーエキスパート」は、同社が目指す〝進化し続ける、業務適応型コマース〟を実現するために、業界・業務理解を担う取り組みとなる。

 これは、単に外部エキスパートを紹介する制度ではなく、業界固有の商習慣や業務プロセスが複雑な領域において、顧客のビジネス戦略、業務フロー、現場運用を理解し、それらを実現可能なシステム設計、実装方針へと落とし込むことで、事業成長につながるEC・DXの推進を支援する。

 これまでの多くの企業システムでは、標準機能に業務を合わせるという考え方が一般的で、システム立ち上げ時の初期負荷を抑え、標準化された業務プロセスに素早く移行できる利点がある一方、企業ごとに異なる商習慣、顧客接点、業務フロー、現場運用を十分に反映し切れず、各社が培ってきた独自の売り方、顧客体験、競争優位をシステム上で表現できにくくなるケースもあるという。

 また、昨今は顧客の業務を深く理解し、どの業務をどう見直すべきか、どの要件に優先して投資すべきかを判断する専門的な知見の重要性が高まっているとする。

 同社では、「イーシーキューブ」が〝どう実装するか〟を支える柔軟なコマース基盤なのに対し、「イーシーキューブ・インダストリーエキスパート」は〝顧客がどのように商取引を実現したいのか、そのためにどの業務をどう設計すべきか〟を業界視点で整理する役割を担うことで、単なる機能の組み合わせではなく、顧客のビジネス文脈と実運用に即したEC・DX提案ができるという。

 「イーシーキューブ・インダストリーエキスパート」では、パッケージ標準機能だけでは企業固有の業務を実現しにくい領域をメインに展開する方針で、在庫単品管理や買い取りフローなど固有業務のシステムが不可欠なリユース業界、出店者管理や分散在庫など多層的な商流を持つプラットフォーム構築が大事になるマーケットプレイス、受発注フローや掛け売り、基幹連携など複雑な商流のEC化が必要となるBtoB受発注を主軸の対象領域として支援していくという。

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