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アスクル、個人向け通販を本格化、今秋メドに新サイト開設

2010年 7月 8日 13:41


アスクル(本社・東京都江東区、岩田彰一郎社長)は今秋、新たな個人向け通販サイトを開設する。現状、一部のユーザーのみが閲覧可能なプレサイトでテストしているようで、コミュニティを軸とした通販サイトとなる模様。アスクルは昨年、ネットプライスドットコムと組み、個人向け通販事業に本腰を入れると表明。今春以降に通販サイトを新設する予定としていたが遅れていたようだ。年商2000億円規模の同社が満を持して立ち上げる個人向け通販サイトが注目される。

昨年、アスクルの完全子会社として新設し、今年2月にネットプライスドットコムが資本参加したアスマル(本社・東京都江東区、酒川美代子社長)を通じて、既存の個人向け通販サイト「ぽちっとアスクル」とは別に、新たな通販サイト「アスマル」がすでにテスト運営中のようだ。現状の「アスマル」は関係者に限定して参加、閲覧できるクローズドサイトで「使い勝手などをテストしている」(岩田社長)という。

 詳細は不明だが、「文房具」や「飲料・食品」などアスクルが法人向け通販で得意とする商材や北欧のデザイナーと開発したデザイン性の高いPB商品を販売中。それに加えて、「1dayプライス!」と呼ばれる販売期間を1日限定とし飲料などを格安で販売する試みも行っているようだ。これはネットプライスが得意とする仕組みで同社のノウハウが活かされているようだ。

 物販機能に加えて、コミュニティ機能を1つの軸とする模様で「並んでいる商品を買うだけでなく、買い手と売り手で作り上げていく」(岩田社長)サイトを目指しているようだ。ユーザーとメーカー担当者が参加するコミュニティで商品開発などをするものと見られ、「どういうコミュニケーションの仕方がいいか実験中」(同)とする。

 法人向けオフィス用品通販としては最大手の同社が手がける個人向け通販サイト。今秋にはテストを終え、アスマルの本格オープンに踏み切る予定だ。ちなみに2010年5月期における個人向け通販の売上高は前年比20・9%増の22億5000万円。社内目標ベースだが、今期には約60億円、来期は約240億円まで拡大し、黒字化。来々期には600億円弱まで拡大させたい意向だ。

 そのためには先行する競合サイトから顧客を奪い得るような特色のあるサイト作りが必須となりそう。現状、まだその詳細は見えないが今秋の本格オープンの段階でどういったサイトになっているのか、期待される。
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