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ネスレ日本とファンケル 共同で新事業を展開、スーパーフード市場を開拓へ 

2020年12月17日 10:20

 ネスレ日本とファンケルが共同で新事業を展開する。スーパーフードの入ったスムージーを手軽に楽しめる定期サービスを展開。スーパーフード市場を開拓する。30~40代を中心に、アクティブで健康的なライフスタイルを送りたい女性層の獲得を進める。

 





 新事業「nesQino(ネスキーノ)」は、ミルクやオーツ麦を配合した3種類の「ベースサッシェ」(税込540円)と、クコの実やチアシード、アセロラ、スピルリナ等と、ビフィズス菌を配合した6種類の「スーパーフードサッシェ」(税込1080円)を専用のブレンダー「Q―CUP(キューカップ)」で混ぜあわせることで18通りのスムージーを味わうことができる。ブレンダー、製品の開発・製造は、ネスレが行った。

 定期サービスの利用で、ブレンダーは無料でレンタルする。初回は、15回分(税込4860円)と30回分(同9720円)で展開する(2回目以降の組み合わせや数量は変更可能)。

 12月17日からネスレとファンケルの通販サイト、ファンケルの直営店18店舗で販売する。直営店は、コミュニケーションスペースを広くとり、セミナー等を行える業態店「New me」を中心に、対面で説明が行える店舗で展開する。

 ネスレによる「ネスキーノ」の展開は、昨年末の中国に続き2カ国目。中国の展開では好評を得ており、グローバル展開を視野に入れる。

 日本においては、美容や健康分野で強いブランド力のあるファンケルと共同展開することで、浸透を加速できると判断したとみられる。今後、商品ラインアップの拡充も予定。サッシェの開発では、ネスレが持つグローバルの調達力と技術、ファンケルが培ってきた美容や健康に対する知見、技術力を活かす。

 ファンケルは、健康食品事業を機能性表示食品制度を活用した「サプリユーザーの開拓」、よりロイヤリティの高い顧客に対する「パーソナル対応」、「トライアルユーザーの開拓」の3軸で展開する。潜在層の開拓では、おいしさと機能性を兼ね備えた食品領域の製品開発を強化。他社との積極的な協業で、ユーザーのすそ野拡大を狙う。

 ネスレとは、「ウェルネス アンバサダー」の製品開発でも協業している。とくに「スーパーフード」という切り口を前面に打ち出した事業展開はこれまで例がないとみられ、共同展開でネスレの顧客層など、新規顧客層との接点が広がる可能性がある。

 当面は、両社がすでに接点を持つ顧客への提案を進める。将来的に外部顧客へのプロモーションも検討する。現時点で両社とも販売数量等の数値目標は開示していない。

 ターゲット層は、仕事や家事で忙しい生活を送る中でも「自然な素材にこだわりたい」、「質の高い時間を過ごしたい」と考える女性層。これら女性は、サステナビリティへの関心も高いことが想定され、製品開発でもこれを意識する。パッケージの紙素材は、独自のリサイクルシステムで再生紙として活用する。ネスレは2025年までに、製品のすべての包装資材をリユース可能にすることをグローバルの目標に掲げている。
 
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