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しまむらのEC事業 品ぞろえとサービスを強化、新客開拓や店舗売上に貢献

2021年 7月 8日 12:30

 カジュアル衣料大手のしまむらは、EC事業が順調に推移しているようだ。今第1四半期(3~5月)の売上高は公表していないものの、昨年10月1日に開設した自社通販サイト「しまむらオンラインストア」(画像)が実店舗の売り上げ拡大に貢献しているほか、新規ユーザーの獲得にもつながっているという。

 同社は今期、EC事業の品ぞろえとサービスの拡充に力を注いでいる。3~5月期については、品ぞろえの面ではインフルエンサー企画やキャラクター企画、ラージサイズ商品といったオンラインストア限定商品を拡充し、それぞれ売れ筋商品になった。

 サービス面では「オンライン試着室」と「AIタグ接客」の2つの新サービスを開始。オンライン試着室は利用者が身長や体重、よく着るブランドなどのアンケートに答えると、おすすめのサイズが分かるサービスで、携帯で全身を撮影すればAIが自動で体型を測定する。一方のAIタグ接客は、AIが利用者の購買動機を推定し、おすすめ商品をオンラインストア画面にタグで表示する。

 同社では昨年12月に開始した予約販売システムを含めて会員数の増加を図っており、すでにEC会員数は40万人を超えたという。

 EC事業の拡大に向けては、主力のしまむら事業に続き、バースデイ事業でもEC展開を9月にスタートする予定だ。これに伴う出荷量の増加に対しては、5月に東松山ECセンターの出荷ラインを拡大し、1日の出荷点数をそれまでの1・4倍に増強した。

 EC事業の主目的とするリアル店舗とECの相互送客については、3~5月期もEC注文商品の約9割が店舗受取りなのに加え、受取り時に店舗でほかの商品をあわせ買いするユーザーが約5割となっていることから、EC事業が実店舗の売り上げ向上に貢献しているという。

 また、しまむらの実店舗は郊外立地が多いが、ECユーザーは東名阪など都心部の消費者が中心のため、「EC開始によって新規ユーザーの開拓にもつながっているのでは」(同社)と見ている。
 
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