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オアシスライフスタイルグループ かかとが踏める革靴を販売、アシックス商事と共同開発

2022年 8月18日 12:30

 作業着スーツ発祥のボーダレスウェアブランド「WWS(ダブリューダブリューエス)」を手がけるオアシスライフスタイルグループは8月3日、新たに靴ブランド「ワークウェアシューズ」を立ち上げた。アシックス商事が展開する革靴ブランド「テクシーリュクス」と共同開発した、かかとが踏める「ボーダレス本革シューズ」を応援購入サービス「マクアケ」を通じて同日から先行販売を開始した(画像㊤アシックス商事、マクアケの担当者と会見に出席したオアシスの関谷CEO(中央))。

 新ブランドの立ち上げに合わせて、8月5日~10月7日まで、「ボーダレス本革シューズ」の試着ブースをWWSフラッグシップストア新宿に設置し、履き心地を実感できるようにする。

 オアシスは水道工事会社のユニフォームとして、スーツに見える作業着をコンセプトに機能性とファッション性を両立させた「WWS」を開発した会社で、ワークスーツ市場の先駆けとして成長。「WWS」の累計販売枚数は17万着を超え、ユニフォームとして採用する企業も1800社を突破している。

 同社によると、「WWS」愛用者には一般的なスーツと同様に革靴にも「脱ぎ履きしにくい」や「足が疲れやすい」「長距離移動やデスクワークに不向き」といったネガティブなイメージを持つユーザーが多数いることから、革靴が苦手な人が1日中履いても快適な本革ビジネスシューズをアシックス商事と共同開発した。

 「ボーダレス本革シューズ」は、商談や会議、ディナーデートなどのフォーマルなシーンに加え、移動中やデスクワークなど足もとをリラックスさせたいシーン、さらには冠婚葬祭や普段使いのカジュアルコーデにも合わせやすいボーダレスなシューズとして展開する。

 新商品の最大の特徴はヒールカウンター(かかと芯)を抜いたことで革靴でありながら、かかとが踏める点で、オフィスワークや飛行機、新幹線などの移動シーンでリラックスできるほか、蒸れの軽減につながる。

 また、履き口の内側に伸縮性のあるシークレットサイドゴアがあるため、靴ベラを使わずに履くことができるという。

 8月3日に都内で会見に臨んだオアシスの関谷有三CEOは、「ワークスーツ市場では10億円弱の売り上げがあり、靴も10億円規模のブランドに育てたい。”かかとが踏める革靴”で一定の市民権を得られるようにしたい」とした上で、「今後はスーツに合うスニーカーなどビジネス市場を主戦場にしながら新商品を開発していく」と語った。

 「ボーダレス本革シューズ」の価格は税込1万4080円で、サイズは24・5センチ~27・0センチの6サイズ展開、カラーはブラックとブラウンを用意。「マクアケ」を通じた購入者への配送は11月上旬を予定する。

 なお、「マクアケ」での先行販売については、開始30分で目標金額の50万円を突破し、8月15日時点で820万円を超える応援購入額となっている。

 
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