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ヤマト運輸 4月から届出運賃値上げ、宅急便180・200サイズとクール宅急便、2%アップへ

2024年 1月18日 12:00

 ヤマト運輸が4月1日から宅配便の届出運賃を値上げする。値上げ幅はサイズや配送先によって異なるが改定率は2%。引き上げ対象は「宅急便」では180サイズと200サイズ。このほか、「クール宅急便」と「ゴルフ宅急便」となる。運賃引き上げは昨年に続き、2年連続となる。
 
 「宅急便」では関東から中国・四国へ送った場合、現金決済での料金は180サイズでは現行の税込3870円から同4090円と220円の引き上げに、200サイズの場合は現行の同4530円から同5190円となり、660円の引き上げとなる。また、冷凍・冷蔵品を温度管理した上で配送する「クール宅急便」として荷物を改装する場合の付加料金も引き上げ。現状、60サイズ、80サイズとも「クール便」として配送する場合、宅急便の料金に加えて同220円を徴収しているが、4月1日以降は60サイズは同275円とし55円引き上げ、80サイズは同330円とし、110円引き上げる。また、100サイズは現行の同330円から同440円に、120サイズは現行の同660円から同715円に引き上げる。

 「ゴルフ宅急便」については現状、キャディバッグの運賃は「宅急便」の140サイズとして同2190円の運賃を徴収してきたが、4月1日から「キャディバッグ」専用の規格を新設して現行運賃より320円アップの同2510円(関東から関東や中部に送る場合)を徴収する。

 ヤマト運輸は「2024年問題を控えた物流事業者を取り巻く外部環境がこれまで以上に厳しさが増す」などとして、昨年4月に6年ぶりに宅急便、宅急便コンパクト、EC専用商品のEAZY、国際宅急便などの届出運賃を改め、平均10%を引き上げており、今年4月の運賃値上げは2年連続となる。ただ、今年4月からの引き上げは宅急便については運賃アップは180サイズと200サイズのみとした。「2024年度は引き続き外部コストの上昇が見込まれるものの、現下の物価上昇に落ち着きが見られることなどを踏まえ、宅急便の運賃見直しは一部にとどめ、届出運賃等で宅急便を利用いただく個人のお客様への影響を最小限にした」(同社)としている。

 4月からの届出運賃の引き上げに際して「取扱数量の約9割を占める届出運賃等から個々の契約に準じた割引率を適用している法人のお客様にこれまでの改定状況を踏まえながら引き続き、契約内容の適正化に向け協議していく」(同社)として、通販事業者を含む法人利用者への運賃アップの交渉を進めていくとみられる。

 届出運賃についてはは佐川急便も4月1日から宅配便の「飛脚宅配便」を平均7%程度引き上げることなどを昨秋に発表している。
 
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