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楽天とJR東日本 キャッシュレス決済で連携、「楽天ペイ」で「スイカ」発行

2019年 6月13日 14:00

 楽天子会社の楽天ペイメントと東日本旅客鉄道(JR東日本)は6月5日、キャッシュレス決済で連携すると発表した。来春にも楽天ペイメントのスマートフォンアプリ「楽天ペイ」内で、JR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」の発行やチャージを可能にする。

 楽天ペイアプリに登録している「楽天カード」から、アプリ内で発行したスイカにクレジットカード決済でチャージができる。対象端末は「おサイフケータイ」に対応したアンドロイド端末。楽天ペイアプリから鉄道・バスといった交通機関のほか、交通系電子マネーが使える実店舗での支払いが可能となる。

 楽天ペイとの連携により、スイカの利便性が高まるほか、楽天ペイ利用者はアプリ内でのスイカへのチャージで楽天ポイントが貯まるようになるほか、新たにアプリをダウンロードしたり、カード情報を登録したりする必要がなくなる。なお、カード決済した際に付与される「楽天スーパーポイント」の還元率は未定。また、楽天ポイントからスイカにチャージできるようにするかは決まっていないという。

 楽天グループでは電子マネー「楽天Edy」を提供しており、ICカード決済としてスイカとは競合関係ともいえるが、楽天ペイメントの中村晃一社長は「いろいろなプロトコル(フェリカやバーコード、QRコードなどの認証方法)と、支払い原資(クレジットカードや銀行、ポイントなど)に対応したほうがユーザーの利便性が高まる。キャッシュレス決済を推進するのは並大抵のことではなく、先人が敷いてきたインフラを最大限に活用し、皆で盛り上げていかなければいけない。一方でアプリのレイヤーは一つにして、ワンストップで提供する方がユーザーは使いやすい」と述べ、キャッシュレス化を進めるために、オープン戦略を採る方針を明らかにした。

 また、JR東日本の常務執行役員でIT・Suica事業本部長の野口忍氏は「楽天はネットの世界で圧倒的なユーザーとプラットフォームを持っており、スイカの弱い点を補うベストパートナーだ。2社の連携で日本のキャッシュレスの基盤を強化していきたい」と提携の狙いを説明した。

 
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