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エムアンドエム 広告修正「最優先で対応」、“定期縛り”是正の要請向け

2019年10月28日 13:15

 特定適格消費者団体が化粧品通販のエムアンドエムに対し、広告表示の改善を求めていた問題は10月8日、同社が広告内容を修正する意向を示す回答を行った。複数回の定期購入を条件とする”定期縛り”の表示を巡るもの。今年9月、埼玉消費者被害をなくす会(=なくす会)が差止請求していた。

 エムアンドエムは、広告内容の修正に「最優先で取り組む」と回答。10月末までに広告内容を確定した上で、11月中旬をめどに改めてサイトの改正案を報告するとしている。修正がサイト全体に及ぶため、提訴を踏まえた差止請求の対応に「猶予」も求めている。

 定期縛りをめぐっては、京都の適格消費者団体が健康食品通販を行うロータシア製薬に対し、是正の要請からわずか一カ月で提訴に踏み切るなど、強硬的な姿勢をみせる団体もある。猶予の要請は、こうした動きをみた対応とみられる。

 差止請求は、男性のひげを目的とした「Zローション」や、除毛剤「Zリムーバー」に関する広告表示の是正を求めるもの。「初回980円+税」といった強調表示を行う一方、実際は6回以上の継続購入を条件としており、購入額の総額は、3万980円(税抜)になる。

 なくす会は、総額を容易に認識できるように明示せず、初回購入980円の負担のみであるかのような表示が景品表示法の有利誤認にあたるとしている。昨年1月、最初の申し入れを実施。複数回協議したが、十分に改善されていないとして差止請求に至っていた。

 
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