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CROOZ アウトレットモール開設、国内外の50ブランド以上販売

2021年 6月24日 12:30

 アパレル通販事業などを手がけるCROOZは6月15日、運営するファッションECモール「SHOPLIST.com by CROOZ」において、アウトレット専用モールとして「SHOPLIST OUTLET by CROOZ」(画像)を開設した。

 同コーナーは、海外ハイブランドから国内人気ブランドまで50ブランド以上の商品を取り扱う。

 主な企業では国内が「ベイクルーズ」や「ナイスクラップ」などが参画する。SHOPLISTのサイト内からのメニューの切り替えのみでワンクリックで移動でき、アウトレット以外の商品もまとめて決済・配送することが可能。

 開設に当たり、6月15日の午後5時~7月14日の午後11時59分までの期間中は、買い物のたびに何度でも使える同コーナー限定のクーポンも配布していく。

 同企画は、サステナビリティプロジェクトの一環として立ち上げたもので、アパレル業界が抱える課題である余剰在庫を「廃棄」ではなく「売り上げ」に変えていく新たな販売チャネルとして提案した。

 同社が引用した調査リポートによると日本では2019年には、年間推定で100万トンの洋服が廃棄され、その内7割が消費者の手に渡ることなく焼却処分されているという。

 また、今年5月11日時点で、新型コロナウイルスの影響を受けた企業の倒産件数は、全国で1430件となっており、その内、アパレル関連企業(製造・卸・小売合計)は144件となるなど、コロナ禍での商業施設の休業などを受けて、店舗での商品の販売機会が失われているとする。

 その一方で、同社が顧客を対象に行ったアンケート調査結果では、おおよそ2人に1人が、EC以外で洋服を購入する場所として「アウトレットモール」と回答。また、EC以外で洋服を購入する場所として「アウトレットモール」と回答した内、85%が「アウトレットモールでの1回の買い物で5000円以上購入する」と回答しており、同社の顧客とアウトレットの親和性が高いと見込んでいる。
 
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