TSUHAN SHIMBUN ONLINE

インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社
記事カテゴリ一覧

オイシックス・ラ・大地 規格外焼き芋を商品化、カルビー子会社と連携、フードロス削減へ

2024年 2月 1日 12:00

 オイシックス・ラ・大地は1月25日、カルビー子会社でサツマイモ加工を手掛ける、カルビーかいつかスイートポテトと組み、焼き芋を作る過程で発生する、規格外の焼き芋を利用した食品を商品化、同社通販サイトでの販売を開始した。発売から1カ月で約2トンの規格外焼き芋のフードロス削減を見込む(画像㊤左からオイシックス・ラ・大地の三輪千晴氏、東海林園子氏、カルビーかいつかスイートポテトの安藤國行氏)。
 







 「パンク焼き芋」シリーズとして、「パンク焼き芋のバターフレンチトースト」(価格は1566円)、「パンク焼き芋とれんこんのグリルサラダ」(同1393円)のミールキット2商品と、「はじけちゃうおいしさ! パンク焼き芋パン」(同408円)、「はじけちゃうおいしさ! パンク焼き芋バター」(同842円)の加工食品2商品をラインアップした。

 オイシックス社では、これまで捨てられていた食材を加工し、付加価値をつけて販売する「アップグレード商品」を扱うブランド「アップサイクル・バイ・オイシックス」を展開。これまで35種類以上のフードロス原料から、96点以上の商品を開発している。1月24日に開催された記者会見で、オイシックス社の東海林園子執行役員は「当社の生産者だけではなく、ステークホルダーではない企業と取り組むことで、フードロス解決に向かってきた」とこれまでの取り組みについて説明した。

 新商品はカルビーかいつか社から、焼き芋を作る際に弾けたり、折れたり、皮がむけたりするなど、形が崩れた規格外品を買い取り、加工したもの。カルビーかいつか社によると、生産する焼き芋のうち、約8%が規格外品で、これまではSサイズの焼き芋や、干し芋・大学芋などの加工品、飼料・肥料として活用してきたという。同社では、オイシックス社と協業することで、規格外品の加工品への活用比率を、従来の40%から70%まで高めたい考えだ。

 両社では、今後も規格外品の焼き芋を使った商品のラインアップを拡大していく計画。オイシックス社では「今回の4商品に対する顧客の声をみながら、違うカテゴリーの商品開発につなげていきたい」(Upcycle by Oisixブランドマネージャーの三輪千晴氏)。また、カルビーかいつか社では「当社は生のサツマイモの販売がメインなので、生のサツマイモの規格外品を使った商品開発も検討していきたい」(安藤國行社長)とした。
 
楽天 通販のよみもの 業界団体の会報誌「ジャドマニューズ」 通販売上高ランキングのデータ販売